暗号資産レンディングは、保有する暗号資産を事業者などへ貸し出し、対価として貸借料や利息を受け取る仕組みです。銀行預金とは性質が異なり、元本が保証されるものではありません。
仕組みをシンプルに考える
利用者が暗号資産を貸し、事業者が契約に基づいて利用し、利用者は貸した暗号資産と貸借料の返還を受ける、というのが基本です。サービスによって貸出期間、利率、返還条件、複利・単利、対応銘柄などが異なります。
数量が増えても円価値が増えるとは限らない
架空の例として、100単位を貸して10単位増え、110単位になったとします。開始時の価格が1単位1,000円なら10万円ですが、返還時が1,200円なら13万2,000円、1,000円なら11万円、800円なら8万8,000円です。暗号資産の数量と日本円での価値は分けて考える必要があります。
貸す前の確認事項
- 誰に貸す契約なのか
- 返還を請求できる時期
- 利率の表示が単利か複利か
- 手数料や最低数量
- 事業者が返還できなくなるリスク
- 受け取った貸借料の税務記録
利用しない選択肢もある
レンディングは、保有しているだけの場合とは異なるリスクを引き受けて対価を得る仕組みです。利率だけでなく、追加されるリスクが自分に合うかを確認して判断することが大切です。